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現在、大阪で牧師の働きをしているHide牧師(元旭川ナザレン宣教師)によるメッセージと 現在中高科の主任教師であるAyumi先生によるメッセージです。
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4月の暗唱成句:

1テモテ4章12

「あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。」

 

 

聖書の中に出てくる「信者の模範となった若い人物」の話。誰でしょうか?

 

シャデラク、メシャク、アベデネゴ


歴史的背景

時代
ダニエルがこの書を書いたのが紀元前
530年頃~紀元前600年頃の話であると考えられる。

概略
現在のイラクのあたりを中心に広がる一帯にバビロンという王国が力を強めていて、ダニエルを含むこの
3人のイスラエル人の貴族の少年たちは捕虜として連行されていた。彼らは健康で頭も良く、外見も美しいので、王の王宮に仕えるものとして養育した。

3人はこの世界を創造し、作られた唯一の神様を信じる。そして、この目に見えない神を信じ、恐れる青年達だった。バビロン王国ではネブカデネザル王という王が権力、地位、富を持っていた。


ネブカデネザル王はドラの平野に巨大な金の像を建て、(高さ30M、幅3M)みんなに拝むように命令しました。オーケストラが鳴り響く中、みんなは像に拝まないと行けません。

王は拝まない者がいたら、罰として投げ込む「燃える火の炉」を像の近くに立てていました。

しかし、彼らは金の像を拝むことはしなかった。そこで王は怒り彼らに「本当におまえ達は、この大合奏の中金の像に拝まなかったのか?拝まなかったのなら、おまえ達はこの燃える炉の中に投げ込まれる。どんな神も助け出すことはできない!」。

彼らは「はい、王様。私たちはそのことに関して言い訳はしません。しかし、私たちの神は燃える炉の中からでも私たちを救い出せます。もし、そうでなくても王様、わかってください。私たちはあなたの神々に仕えず、金の像は拝みません。」

そこで王はもっと怒って炉の熱さを7倍にした。そして、彼らは服を着たまま投げ込まれた。熱すぎる炉に、彼らを連れてきた者たちが火炎に焼き殺された。

 
3人を炉に投げ込んだ王は驚いた。そして言った、「投げ込んだのは3人ではなかったか?」王は火の中に縄が解かれて歩いている3人の姿と、もう一人の姿が見えたのだった。しかもその姿は神の子に見えた。

王は「シャデラク、メシャク、アベデネゴ!そして、いとたかき神のしもべよ、出てきなさい。」

3人は頭の毛が焦げることもなく、上着もそのまま、火の臭いさえしなかった。


ネブカデネザル王は言った、

「ほむべきかな。シャデラク、メシャク、アベデネゴの神。王の命令を背いて、自分の身体を差し出して神に信頼し、自分の神以外の他の神に拝むことをしないこのしもべ達を救われた。それゆえ、この国で彼らの神を侮るものは手足を切り離されるであろう!」

 

u      神を信じる信仰に神様は応えられる

神様は「助け出して下さる」と信じるこの青年たちに答えられた。

そして、彼らは「そうでなくても、私は金の像を拝みません。」と王様に言った。

自分の命よりも、この天地を作られた神様との約束を守る彼らの潔さ。

例)オーストラリアで25Mの崖を命綱一本で登ったとき、命綱があるから、たとえ墜ちても死なない!と信じていたから最後の5Mのかけができた。結果、一番高く上れた。

 

u      苦難、難しい情況の中に大きなチャンスがある

彼らのいた情況はものすごい厳しかった。死ぬか、生きるかの選択だった。

私たちは人生の中で、本当に厳しい状況に立たされることがある。死ぬことと同じくらい苦しい情況だってあるかもしれない。この3人はまさにその情況だった。

もし、「拝む」ことを選択すれば・・・・

  彼らの名は知られることが無かっただろう。王も、神を知ることが無く、人々も彼らの信じた神を知ることがなかっただろう。

彼らは「たとえ命がなくなっても拝みません」としたことで、

王は彼らの神がなさるわざを見、賛美し、彼らに対する信頼をまし、さらに高い位につけた。私たちの選択によって、苦しい情況を大きな人生のチャンスに変えることが出来る!

 

私たちを創った神様が、どんなときも守って下さることを信じる信仰はありますか?

苦難、辛い情況の中で私たちは何を選び取るでしょうか?

 

ローマ人への手紙

5:2

わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

 

5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

 

5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

 

5:5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。

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