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現在、大阪で牧師の働きをしているHide牧師(元旭川ナザレン宣教師)によるメッセージと 現在中高科の主任教師であるAyumi先生によるメッセージです。
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「心のピント合わせ」   2006年7月16日



同じことを経験したり、同じ物を見ても、同じ言葉を聞いても人によって反応が違うことがありますよね。ぼくたちにはそれぞれ違った物事の見方をもっています。反応の仕方も違います。そして、それが実際にぼくたちの生き方にどのように影響しているのだろうか?みんなは今状況に動かされているだろうか?それとも自分が状況を動かしているだろうか?それとも神様に委ねているだろうか?

わたしたちが生きている間はいろんな苦労や苦難があるでしょう。それは、わたしたちにはどうすることもできないことです。それはむこうから勝手にやってくるのですから。ではわたしたちには、どうすることができるのでしょうか?それは、今日わたしたちの心のピントをあわせることです。



聖書 エペソ1:17~19

「17どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、18心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。19また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。」



  これはパウロのエペソにいるクリスチャンにむけた祈りの言葉です。パウロはここで「祈りの度にあなたがたのことを思い起こし・・」(16節)と言っています。さっき読んだ箇所をみるとわかりますが、パウロは「迫害がなくなるように」、「富と栄誉で豊かになるように」とは祈っていません。しかしパウロはここで3つのことを祈っています。

1. 神を深く知れるようにe愛と赦しの方

2. 心の目が開かれ、神の与えている希望がどんなものか悟れるように

e神様の視点からものを見る、そして、決断する

3. 神の力の絶大さを知れるようにe低く見積もってはいけない



  先週の話にあったように神様の方法はユニークであり、わたしたちには分かりづらいときもあるかもしれない。でも、確かに神様はその祈りの1つ1つを聞いてくださっている。「わたしの恵みはあなたに対して十分である」と。このパウロの祈りはエペその人たちだけではなく、わたしたちも必要としているのではないでしょうか?わたしたちは神様を低く見積もってはいないだろうか?

  心のピントを合わせるとは、すなわち、わたしたちの心を神様に合わせるということです。いつも神様に焦点をあてるということです。どうして、これがたいせつなのだろう?ピントがあってないとぼやけてはっきりと見ることができなくなります。わたしたちの心のピントが合ってないと同じように、物事をはっきりと見ることができなくなります。今、心のピントはどこに合っているだろう?



1. 自分自身(容姿、功績、地位)a劣等感、自己嫌悪

  ・ある基準に達してないとダメな人間

2. 過去の経験 a恐れ、不安、現在をうまく見れなくなる

・失敗者は愛される資格なし

3. 現在の状況 a不安、将来に希望をもてなくなる

・他人に認めてもらわなきゃダメな人間

・今のたいせつさを見失う

・ 結局自分は変われない、だからどうでもいいや



  インターネットでこんな詩を見つけました、



心の中にあるピントが
いつからか、ずれたまま直らない。
直そうと必死に、足掻いても足掻いても
よけいずれてしまう。
焦点に合ってないものだから、
撮りたいものも、うまく撮れない。
こんなぼやけた情景じゃなくて、色のない情景じゃなくて
鮮明に写った、色の付いたあのままを、撮れるような心が欲しい。
   作詩:奈々さん



  こうしてピントが少しずれるとだんだん間違った自己認識、不満、批判をおぼえるようになります。

  今日、みんなの人生の焦点、こころの焦点はどこにあるでしょうか?ピントはしっかりと合っているでしょうか?もし、わたしたちのこころのピントが自分自身に合っているなら、わたしたちは自分の弱さや失敗を見たときに失望してしまう。確かにそれらを見、知ることはたいせつ。でも、神様にピントを合わせて、それらを見るときにはっきりと見えてくることがある。神様の視点で物事を見れるようになる。それは、神様の恵みはわたしたちには十分だよってことです。どんなチャレンジもチャンスと見れるようになるんですよ。過去の苦しみもいたみも、今の不安も悲しみも、すべて感謝できるようになる。わたしたちの心がいつも神様の方を向き、ピントを合わせるなら、わたしたちは神様の恵みの大きさを知ることでしょう。ピントを合わせるとは神様がどんな方かをまず知ること、そして、信頼することです。わたしたちを最高に愛し、ワンダフルな存在と言ってくれる。そして、わたしたちにすばらしい計画と目的を持って導いてくれる。そんな神様に今ピントを合わせて、すべて委ねてみませんか?そして、いつも共にいて、愛してくれる、神様の恵みを味わいませんか?
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